ディスレクシアって本当に知ってる? 9/26追記
そういえば、この間のビックリした出来心を書いていこうと思います。
こればかりはスルースキル発動できないので。
市民図書館に本を探しに行ったときのこと。
発達障害の自覚があった私は、聴覚優位の特性をちゃんと考慮して本を読もう!と謎に意気込んで、そういえば、目が見えないかたや、学習障害をお持ちのかたは、どう図書を利用しているんだろう。気になった私は、図書館の受付の方に尋ねることにしたのです。
私「ディスレクシアの友人がいて、図書を借りたいそうなのですが、本を目で追うことが難しいので、デイジーを利用することは可能ですか?」
友人という表現をしたのは、いつも発達障害とかで困っていて周りに助けてもらっている立場として、困っていることに嘘をつくようなことはしたくなかったから。
司書と思われる方「ディスクレシアですよね?デイジーの貸し出しは障害者手帳等が必要です」
ディスクレシア?と少し気になったのはおいて置きますが、もしディスクレシアで困っていて、未診断の場合、調べたい情報はどう手に入れるのだろうか。
私は少し気になった。
診断書や障害者手帳で見えないこともあるから、現状困っている人に支援が行き届かない。そのジレンマを何となくことblogで伝えたいなと。
この事については、まだ理解が浸透するまでに何年もかかると思う。でもこの事実は少しでもシェアしてたくさんの人が少しでも関心を持ったり、知ってくれる。そこから始まると思うから。
ちなみにディスクレシアはIQのディスクレパンシーと混同したのかな?と思った。 でも半ば押し気味に名前を直された。ディスクレシアですよね?って。
それにしても
ディスレクシアという名前を聞いたことがあることに驚いた。 たしかにディスレクシアなのかディスクレシアなのかは置いておいても、知っているだけで説明の手間は一気に省けた。
因みに、決して図書館側を否定したくて書いてるんじゃないです。友達?の為に質問に来た友人(設定)の私にも誠実に対応してくれた。
でもね。思ったんですよ。ディスレクシアかも?と思って調べ物がしたい。でも、文字が読みにくかったり、読めなかったりする。
つまり、視覚的には文字をインプットできない人が世の中にはいるんです。
でも、それに対して音声サービス等を利用するには障がい者手帳が必要だと言われる。
もちろんルールなのかもしれないし、図書館の方はその決まりに従ってそういった申し入れに対して対応しているなら、仕方無いのかもしれない。
でもこれって、ただディスレクシアで生きづらい人の社会復帰や、学習を遠ざけているだけなのでは。と。
もしかしたらディスレクシアなのかも。と思って調べ物をしに来た。公共サービスなら受けられるかもしれない。その思いに対して、手帳がないと証明にならないの一言で門前払い。
何とかしに来ている人もいるんです。
藁にもすがる思いの人もいる。
たしかに、みんながみんなではないけれど、
学習障害など、何百年前からあるようなものじゃない場合、どうしても困っている時と理解される時までのギャップが生じてしまう。 それはやはり、どうしようもないことなのかもしれない。
でももう少しどうにかならないのか。
物理的平等ではなく、本から情報を得たい。そんなヒトみんなに公平にならないものか。
考えてしまった。
9/26追記